そったく日記

三重県消防学校

課外訓練始まる

本日(24日)の夕食後の1時間に初の課外訓練が実施されました。毎週、火・木曜日に初任科生が主体となり、課題になっている部分の技術習得に向け、教官指導のもと、実施されます。

初めてということもあり、各ブースにおいて熱の入った訓練が行われました。各学生が自らの課題克服に向け、真剣に取り組んでおり、その眼差しが教官をより一層熱くさせ、涼しい夕方にも関わらず、屋内訓練場は熱気に包まれていました。

武道の修行における段階を「守・破・離(しゅはり)」と言います。「守」は師の教えを忠実に守り、確実に身に付ける段階です。まさに「今」の初任科生に当てはまるのではないでしょうか。自分の土台をしっかりと築き、次の修行の段階へと進み、大きく育っていくことを心から望みます。

ちなみに初任科生は消防一年生、私は教官一年生、立場は違えど同じ「守」の段階であり、日々修行です。現在、先輩教官の背中を見て、一人でも多くの学生が理解できる指導方法を学んでいる最中です。素直な気持ちを忘れず、助言を受け止め、さらに成長していくよう精進いたします。
教官:直心是道場


三重県消防学校ホームページへ