そったく日記

三重県消防学校

救助科も効果測定

初任科が教科目ごとに効果測定を行っているように、本日(7日)、救助科の学科と実技の効果測定を実施しました。
1回限りの救助全般の効果測定なので、初任科と比べれば項目(試験範囲)も多いですが、経験もあり基本はマスターしている職員ばかりなので、難なくクリアしてくれるものと信じています。






そして、来週からは、仕上げの応用総合訓練(想定訓練)が始まります。
この訓練は、どんな災害想定や条件を設定するかで、訓練の難易度、効果も異なり、また、難易度を追求して現実離れした想定は役に立ちませんので、教官の腕の見せ所になります。
教官は、地震、火災、交通などの災害に、過去の事例(例:熊本では、救助活動中に本震)や独自の発想を加え、失敗も期待しながら訓練条件を出してくると思いますので、学生の皆さんには、知恵を振り絞って、教官の予想を裏切る確実・機敏な行動で、教官から挑戦された課題をクリアして欲しいです。
また、10月26日に、当校で三重県消防長会主催の三重県警防技術交換会が予定されており、現地訓練も行われました。
この交換会では、県内複数の消防本部が連携(地域ブロック単位)して、想定に基づく人命救助訓練や火災防ぎょ訓練などを行うこととなっており、本日は、北勢ブロックが現地練習を行いました。



訓練されていた皆さんの中には、救助科修了生もいたことと思います。
安全に配慮しながら、想定した救助事案に対し、一つ一つの動作を確認して訓練を実施されており、本番では素晴らしい訓練を披露頂けるものと期待しています。
初任科生、救助科生も、課程修了後もさらなる向上に努め、この交換会や消防救助技術東海地区指導会などにも出て欲しいと思います。(K.A)

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