そったく日記

三重県消防学校

水防訓練

平成28年6月29日、30日に、初任科生は、水害対策として実施する各種水防工法の技術を習得するため水防訓練を実施しました。

訓練に使用する土のう作成から行い、実施工法として、積み土のう工法、改良型積み土のう工法2、月の輪工法、釜段工法の4班に分かれて実施しました。











積み土のう工法では、土のうを平行に積んでその間を土で埋めて固めます。











改良積土のう工法2では、土の代わりにブルーシートを使って土のうを保護します。











月の輪工法では、堤防の斜面からの逸水を防ぐために、三日月状に土のうを積み、間を土で固め、土のうに杭を打ち、パイプを通して排水します。











釜段工法では、地面からの逸水を防ぐため、二重円状に土のうを積み、間を土で固め、土のうに杭を打ち、パイプを通して排水します。











各班で班長の指揮のもと連携し、各工法を完成させました。水防工法は、体力と連携作業が必要になります。
初任科生には、さらなる連携及び体力向上を期待します。(m・m) 


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