12日（日）に、三重県総合文化センターにおいて、第68回三重県消防大会が開催されました。
第１部は、熊本地震で大きな被害を受けた熊本県益城町総務課防災係長 岩本武継様による「平成28年熊本地震における消防団の活動と町の災害対応について」と題した講演がありました。
その中で、消防団は、倒壊家屋の救助活動、巡回パトロールによる危険個所の確認、交通整理や交通ルートの確保等さまざまな活動を行ない、活動中、負傷者は一人も出さなかたことこと、又、携帯の無料アプリを活用して、情報共有が図られたこと等の紹介がありました。
そして、第２部では、消防職団員表彰が行われました。
受章者の中には、消防学校の運営にご協力を頂いている消防本部消防長はじめ幹部職員の皆さんや今年度、消防学校に入校頂いた消防団員さんも多数おられました。
受章された皆様、おめでとうございます。引き続き、ご活躍頂きますようお願いします。
そして、最後に、「我々消防・防災活動に携わる者は、崇高な任務に従事できることを誇りとし、すべての人々が安全、安心に暮らせるよう、今後更なる鍛練と研鑽を重ねるとともに、地域の人たちの理解と支援のもと消防力の充実、強化を一層進めることをここに宣言します。」という大会宣言を採択して大会は終了しました。
宣言にある鍛練と研鑽及び人的面での消防力の充実、強化に関して、消防学校でもその一翼を担っていきたいと思います。（K.A）
三重県消防学校ホームページへ
