つかの間の夏休みも終わり、救急課程がスタートしました。
三重県消防学校では、初任科教育を一時中断し、約2か月間の救急課程を開講します。
救急課程は、救急隊員になるための基礎研修であり、修了すれば救急隊員の資格が与えられます。
救急業務に関する知識や技術の習得はもちろんですが、傷病者やその家族への思いやりを持った隊員になるための心構えや接遇も学びます。
毎年、海上保安庁からも1名の学生が入校し、学びをともにします。
初日は、各臓器の構造や働きについて、各班で調べて発表しました。
傷病者や家族は救急隊員を選べない。
どの救急隊が出動しても質の高い救急サービスを提供しなければならない。
「来てもらえてよかった」
そう思ってもらえる救急隊員になれるよう、より多くの知識や技術を習得するように。
YN