そったく日記

三重県消防学校

救急課程第26期 救急車同乗実習

 9月25日から29日の5日間、救急課程の学生は各所属の消防本部で救急車同乗研修を受けてきました。

 これまでとは異なり、実際サイレンを鳴らした救急車で出動し、傷病者に接触。傷病者の様態を詳細に観察し、適切な医療機関に搬送する。言葉にすると簡単ですが、現場は簡単ではないことを痛感できたと思います。

 この5日間で感じたこと、体験したことを残り少ない救急課程に活かしてほしいと思います。



救急課程の学生へ

 今後、数え切れないほど救急車で出動することになる。救急隊員にとって救急出動は日常的なことだが、傷病者・家族は、今回みんなが体験した緊張感・不安感を抱いて救護を待っている。初めて出動した気持ち、傷病者・家族への接し方をいつまでも忘れないように。

 隊長や傷病者の心の声を聞き取り、常に先を考え、行動できるように。

 身体の悲鳴を観察から読み取れるように。

 

  来てもらってよかったと思われる救急隊員へなれるように

 

主担当 H・M