本日、消防法第８条に基づく消防訓練を実施しました。毎年、この時期に学校職員と初任科学生が参加し実施しています。初任科総代を中心とした内容で計画し、情報収集と実態把握を行う指揮班、火災対応を実施する消火班、負傷者等の避難管理を実施する避難誘導班、負傷者の応急手当等を実施する救護班、そして負傷者役に分かれて実施しました。
負傷者役の学生は、指定した負傷部位の演技を行い序盤を盛り上げてくれました。ただし、今回は例年と違い抜き打ちで実施しました。予め役割が分かっていても、いざ訓練が始まればどうしたらよいのかと相談しながらの行動も見受けられましたが、相談がまとまれば迅速に行動してくれました。
今回は、自分たちが訓練に参加する立場でしたが、ここを卒業し所属に戻れば住民を指導する立場になります。卒業後に住民を指導する機会があれば、今日の訓練で改善点は何か、どこが良かったのか悪かったのか、どのように工夫すればもっと確実迅速な行動が取れたのかをみんなで検討し、住民指導に生かしてもらいたいと思います。
入校してから４ヶ月が過ぎ初任科も残すところ後１ヶ月になりました。入校当初に比べ、力強くたくましく、そして自分で考え行動ができるようになった学生も多くいます。しかし、知識・技術の伸び代は、まだまだたくさんあります。これからもいろいろなことに興味を持ち、チャレンジをして、もっともっと成長してくれることを期待しています。（O.H）
