そったく日記

三重県消防学校

月曜日は訓練礼式から

週末、帰宅していた初任科学生が早朝より学校に戻ってきました。
6月以降、毎週、学校へ戻った初日の午前中は、訓練礼式が予定されています。
消防訓練礼式については、消防庁が下記のとおり基準を定めています。
1 訓練の目的は、隊員に諸制式に熟練させ、その部隊行動を確実軽快にし、厳正な規律を身につけさせ、消防諸般の要求に適応させるための基礎を作ることにある。
2 礼式の目的は、礼節を明らかにして、隊員の品位の向上を図るとともに、和衷協同して隊員の団結をきょう固にし、もって消防一体の実をあげることにある。


このように訓練礼式は、消防活動の基本であり、週の始まりに、訓練礼式を行うことは、意識高揚の効果もあります。



訓練礼式も今日で23時間実施したことになり、学生たちの動きも最初の頃と比べると格段に上達していますが、さらに、確実かつ軽快な動作を身に着けて、卒業式を迎えて欲しいと思います。

午後からは、消防活動訓練と救助・機器取扱訓練が2班に分かれて行われます。


初任科学生にとって、消防学校での8ケ月間は、今後の消防人生において、忘れることのできない思い出になると思います。
消防学校のある石薬師町は、東海道の石薬師宿として、また、歌人・国文学者として有名な佐々木信綱の生誕地として知られ、見どころも沢山あります。初任科生には、街並みを散策する余裕は無いと思いますが、卒業後にでも、町を訪れて、消防学校のある町も消防学校の思い出に加えて欲しいと思います。(K.A)

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