そったく日記

三重県消防学校

消防団員団長科 終了

2月3日(金) 
 3年おき開講の「消防団員団長科」が本日2日間の全日課を終え、入校生7名(団長1名、副団長6名)全員が無事修了されました。前回平成25年度も荒天により2日目日程が一部短縮されましたが、今回も初日には時折雪も降る大変寒い中での開講となりました。合計14時間という限られた課程時間ではありましたが、消防団最高幹部として必要な識見と指揮能力の習得を目的とし、本校教官指導による「安全管理」「現場指揮・火災防ぎょ」や県防災対策部による「消防の現況・活性化について」「伊勢志摩サミットを終えて」の各講義にみっちり取り組みました。
 2日目午後は本課程の最終メニューとして、本県の喫緊の課題でもある“大地震への備え”について、名古屋大学減災連携研究センター鈴木教授をお招きして、県内各消防団幹部の方々にも特別聴講として加わっていただき講義を受けました。
 また、今年度の団長科は消防職員現任課程も開講中であったため朝7時からの日朝点呼、体操は消防職員に次ぐ第二小隊として共に行いました(現任課程に負けないぐらいの掛け声や機敏な動作は印象的でした!)
 “消防団経験年数平均31年”という個性豊かな超ベテラン7名の入校生の方からは課程中、様々なお話やご意見等もいただきました。どれも貴重なものであり、今後に活かしていきたいと感じた2日間でした。皆様、大変お疲れさまでした。そして今度とも御支援、御尽力どうぞよろしくお願いいたします。(HH)