梅雨の時期ですが・・・晴れの日が多く、初任科生については訓練日和が続き、環境的に良い条件下で訓練が進んでいます。今後、水不足が気がかりになりますが・・・。
１５日には乙種第４類危険物取扱者試験があり、前夜から徹夜で試験に臨んだ学生もいたのではないでしょうか。教官として全員合格を願うばかりです。
ここ数日の座学は危険物取扱者試験に向けて追い込まれていましたが、訓練の方も本格化しており、救助・機器取扱訓練は１３日・１４日に一つの到達目標である「検索救助」を実施しました。
検索救助とは、濃煙等の室内に進入して、要救助者を救出してくる活動であり、視界不良の室内に２名で検索に入ります。視覚の情報が無い中での隊員間のコミュニケーションや意図開示が非常に大切になってきます。その良否によって活動が左右されることになります。
私の訓練ブースにおいて２名の学生が非常に良くコミュニケーションを取りながら、訓練を実施していました。おそらく視界不良でもお互いの動き、考えを手に取るように理解していたのではないでしょうか。今後もより連携を強化してほしいです。また、他の学生も負けずに追い越してほしいです。
最後に１５日に念願の「初任科第５４期Tシャツ」が完成しました。教官が消防学校に出勤してきた時、全学生がこのTシャツを着ているのに驚きと笑みがこぼれました。
たかがTシャツですが、されどTシャツ・・・この機会にさらに強固な「仲間」となってほしいと思います。デザインを担当した名張消防の○阪、ご苦労さん。ありがとう。教官も大切にするよ。(D．Y）
