そったく日記

三重県消防学校

2018-01-01から1年間の記事一覧

空へのあこがれ(防災航空隊研修)

午後から晴れてきた。気温も高めか。 初任科は、防災航空隊研修のため、同航空隊の基地に出向き、三重県の防災ヘリコプターや資機材等の構造や特性について説明を受けるとともに、防災航空隊の訓練に、学生が要救助者として実機への搭乗や機体誘導を経験させ…

火災調査青空教室(初任科55期)

曇っているが穏やかな日。 週初めの今日の初任科は、午前中が火災調査、午後が査閲にむけての訓練。 当校には、専科の火災調査課程も開講されるが、初任科では、基本を15時間ほど学ぶ。今日は、運動場で過日消火した模擬家屋の見分や灰かき要領などを学ぶ…

消防団員現場指揮過程(2回目)

はれ。今日も穏やかな日。 3日と4日は、消防団員指揮幹部科現場指揮課程の2回目。鈴鹿市、いなべ市、明和町の団員26名の参加。 それぞれの所属する団において、指導や現場指揮を担う方々であり、1日目は、住民指導、情報伝達、救助・救命活動などを学…

課題と留意点の洗い出し

晴れ。この1週間は好天続きだ。 今日の午後と8日の午前午後に行われる「屋内進入と応急はしご」訓練は、10月にも同じ内容で同じ時間をかけて既に2回行っているもので、今回で3回目となる。 学生にとっては、3回目の訓練ともなれば、手際よく出来るよ…

十月尽

今日で十月も終わり。少し雲が多め。風も強い。 今日の消防活動訓練は、要救助者を応急はしご救助あるいは介添え救助し、その後、屋内進入して消火活動するもの。3つのブースで各班1回ずつ行った。 活動後の振り返りでは、学生から教官に活動内容の評価を…

第15回警防技術交換会(三重県消防長会主催)

今日は、三重県消防長会(県下15消防本部の企画調整組織)主催の「第15回三重県警防技術交換会」が当校で開催された。大規模な災害に対しては各消防本部が連携して対処する必要があり、中隊活動における技術を交換することで、連携強化や警防技術の向上…

総合査閲に向けて(初任科55期)

晴れ。爽やかな一日。 12月初旬に卒業する初任科生は、11月中旬に訓練成果を総合査閲として関係者に披露する。初任科生にとっては、集大成となる大きな行事。 今日から査閲に向けた訓練が始まった。今日は、その中で、通常点検、部隊訓練、体力向上運動…

消防団員現場指揮過程

夜来の雨が上がって晴れた。少し風がある。 27日と28日は、消防団員指揮幹部科現場指揮課程を実施する。2回予定されている初回で津市、四日市市、桑名市、名張市、亀山市、菰野町、伊賀市の団員36名の参加。 2日間にわたり、現場指揮に生かしてもら…

林野火災・悪路のホース延長(初任科総合訓練)

くもり。風はない。 昨日一日と今日の午後、初任科の消防活動総合訓練として、林野火災及び悪路のホース延長訓練を行っている。 林野火災及び悪路のホース延長は、各所属における実災害として可能性の高い現場活動であり、所属からの訓練要望もあった。 今回…

消防活動総合訓練続く(初任科55期)

朝から快晴の一日だが風が少しある。 午前の査察等の講義に続いて、午後からは、消防活動総合訓練。今日から新しい想定での訓練だ。要救助者の場所や状態によって、戦術、活動の順序が決まる。また、出火場所や炎の強さによって、自らの身を安全に保つための…

雨中の消防活動総合訓練(初任科55期)

午前10時頃から、しとしと雨が降り出した。 救急科が終了し、初任科が再開されて1週間が過ぎた。今日は一日中、主訓練塔、第2補助塔、AFT施設を使って、進入、検索、救助、消火などを組み合わせた活動訓練を行う。 これまで学んできた基本の技術を使って…

三重県救急救命標準化教育統合コース

穏やかに晴れ上がった。 今日は、三重県救急救命指導者セミナー実行委員会主催の第2回三重県救急救命標準化教育統合コース(MIELS)が当学校で行われている。 これは、医療と消防の連携強化、標準化された救急医療の知識と技術の向上、指導救命士の指…

消防訓練と慰霊祭準備

朝から晴れて気持ちのよい日。 午前中は、火災予防条例の講義と学校の消防訓練。地震発生に伴い、ボイラー室からの火災発生と建物内に多数の負傷者がでた想定で実施。初任科学生は、情報を整理しながら、避難誘導、救出救護、消防署への連絡などを行い、訓練…

水難救助フォローアップ研修会開催

本日、水難救助フォローアップ研修会が実施されました。午前中は、座学及び基本訓練があり、妨害ネットや浮環の潜り抜けなど様々な活動障害がある中、参加隊員はバディーとの連携を密に行い、突破して行きました。また、水中ナイフを使用し、水中でロープを…

初任科再開(55期)

昼ごろに雨もあって、肌寒い。 救急科救急過程が今日の午前中で修了した。学生は、初任科再開となり、12月の卒業まで訓練に励む。また、鳥羽海上保安部から研修生として参加していた坂詰さんに修了証書を授与する。坂詰さんには、積極的な授業態度で他の学生…

救助課、査閲訓練で締めくくる

晴れ時々曇り。過ごしやすい。 1カ月にわたって、訓練してきた28期救助科の学生30名が、その成果を校長査閲訓練で披露した。訓練内容は、基本訓練として、消防救助操法の6種と応用訓練として学生企画による火災救助、低所救助、高所救助の3種。 基本…

救助科、救急科両課程大詰め

一日中厚い雲が覆っている。 救助科は明日で、救急科は、15日午前中で終了するので、言わば総仕上げの段階。 救助科は、午前中に事例研究の発表。ロープのすれ、プルージックの有効性の確認など安全対策に関するデータを自らがテストして発表していた。限…

救急科、救助科ともにあと1週間

快晴。最高気温は28℃。 8月中旬から始まった救急科は15日で、9月中旬から始まった救助科は今週で終了となる。 今週の救急科は効果測定、ソーシャルワーカーや医師からの講義、総合シミュレーション実習などが予定されている。 また、救助科は、学生及び…

救急科(外傷の現場活動)

一日中くもり。 救急科は、「外傷の現場活動」。昨日の講義に引き続いて、今日は実技。自動車事故などの傷病者を搬送するため、全身を観察し、評価し、収容後もしっかりと容体の変化を見ながら病院に引き継がなければならない。学生は、提示されたシナリオに…

火災救助(救助科28期応用総合訓練)

朝は爽やかな好天。午後からくもり。 今日の救助科の応用総合訓練は、名張市消防本部支援隊の指導による「火災救助」。住民の生命財産を守る火災救助において、「迅速な活動」の意識をしっかりと持ち、そのために、救助と消火活動を的確かつ臨機応変に行うこ…

高所救助(救助科28期応用総合訓練)

今日も朝から快晴。 救助科救助過程の3つ目の応用総合訓練は、志摩広域消防組合支援隊によって、4つの高所救助のケースで行う。学生の訓練に先立って、支援隊により、「橋の欄干から誤って転落し、宙づり状態の要救助者を救出」する展示をいただいた。これ…

交通救助(救助科28期応用総合訓練)

昨夜は台風24号が三重県を通過したが、今日は台風一過の晴れ。 救助課程は、金曜日から応用総合訓練に入り、今日は、県下の救助出動件数の約半数を占める交通救助がテーマ。紀勢地区広域消防組合支援隊からご指導いただく。 この救助は、要救助者数、年齢…

救急と救助

秋雨前線の影響で早朝は雨が残ったが、10時頃から曇り。 2か月に及ぶ救急課程は、あと2週間余となった。今日の午前は病院長からのショック・循環不全の講義、午後からは、心肺蘇生法実技。症状と原因の知識が増えてきているし、実技も声を出してできるよ…

救助課程支援隊員と基本訓練!

救助課程も第3週に入りました。天候に恵まれていないが、災害現場に天候は関係ない。 各消防本部からきていただいた支援隊員が訓練を企画・立案し、学生に説明・展示、訓練指導、検討会を行う形で今週の基本訓練が始まりました。 支援隊員5名は、救助基本…

救助活動の拠り所

昨日からの雨が降り続いている。少し肌寒い。 救助課程は、現場活動のための理論を学び、訓練を積むことが大きな目的。講義と訓練は、学校教官によるほか、消防本部からも来ていただいている。 木曜日の講義は、本部講師による建物崩壊現場での救助活動であ…

テーマは「原点回帰」 救助課程第28期

9月10日から平成30年度救助課程第28期教育がスタートしました。 三重県内14消防本部から総員30名の救助科生が入校し、テーマは「原点回帰」、「おごりなく、心熱く、諦めず、無尽蔵の体力、タフな心、知識と技術を備えた隊員を目指す!!」として…

救急過程1か月経過

晴れ。朝晩は涼しいが、日中は気温が上がり暑さを感じる。 学生は4月から主に警防活動に関する知識、技術を学んできたが、8月中旬から、救急活動のそれに替わり、ほぼ1カ月が過ぎた。これまで、学校での実習や所属での研修で、機器の取り扱い、救急の手技…

体力管理を学ぶ

救助課程は、新人隊員の育成に重点を置き、救助隊員として適切に対応できる心技体を身に付けさせる。救助活動は厳しい現場で活動するため、体の土台や軸の意識が重要であるし、過酷な活動後の体のケアも然り。 12日は、外部講師を招いて体力管理や体調管理に…

理想の救急隊員!

昨日、10日(月)から救助科救助課程が始まり、午前中に県内各本部から30名の学生が入校されました。 その入校の裏側で、救急科生77名は救急救命士の講師から“住民指導”の講義を受け、地域住民への応急処置の指導方法やバイスタンダー(現場に居合わせ…

水難救助指導者認定試験

本日は、水難救助指導者認定試験を行いました。先月末には鳥羽海上保安部との合同訓練から定期訓練や認定試験事前訓練などハードスケジュールの中、終始熱心に取り組んでいただきました。また、本年度水難救助指導者を終えられた4名の方々には、認定試験評…